国語はセンスの問題であり、伸ばすことは出来ない。
いくつもの答えが存在するから勉強する意味がない。
本当にそうなのでしょうか?
正確に文や文章の内容をつかむための方法を体系的に学んでいけば
国語力を伸ばすことは可能です。
なぜなら、文章は”論理的”につくられているからです。
そこで、当塾の国語の授業では、正確に文や文章の内容をつかめるようになる
ということにポイントを絞ってカリキュラムを構成しています。
一般の参考書や問題集では、たくさんの文章とそれに付随する設問が示され、その設問に関する解説が示されるというものが大半です。しかし、入試で教科書や参考書と全く同じ文章や設問が出る、ということはほとんどありません。
であれば、必要なのは個々の文章や設問に関する知識を深めることではなく、
どのような文章であっても正しく内容を理解できる”読み解き方”です。
一文が正確に理解できなければ文章の正確な理解はできませんので、
一文の中での重要な部分を的確に押さえられるようになるトレーニングを行います。
一文レベルをマスターすると、次は1-2段落程度のまとまった文章の読み取り方です。
文と文の集合によって文章は形成されるので、ここではそのつながりを決定する文脈的要素をおさえ、 筆者の主張とそれ以外の箇所を見分けるといった、論理的読解の初歩のトレーニングを行います。
そして最後は長文読解。短い文章が集まって長文は形成されるので、ここでは段落と段落のつながりや関係性をつかむという、論理的読解を完成させるトレーニングを行います。
こうして、どんな文章でも読み解くことのできる”読解法”を、段階的に確実に身につけていきます。
当塾では、身につけた読み方を、実施の問題でどのように使っていけばいいか、その実戦力の養成にも重点を置いています。
・『60字以内で説明しなさい』
・『15字以内で抜き出しなさい』
・『次のア~オの中から選びなさい』
学校の教科書では学ぶことのできない、”空所補充問題や記述問題、選択問題にどのように対処するかといった解法”を伝授します。それまでに身に着けた読解法を、設問のパターンごとにどのように活用すればいいかを学ぶことができます。
さらに学ぶだけでなく、解法を実際に使いこなせるようになるための多くの問題も用意しています。
基礎的な読解力を養った上で、問題別の解答テクニックを習得・演習することで、短時間に手際よく問題を解いていくことができるようになるはずです。
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